読書
四苦八苦して、ようやく書きあがった書評 2つの締め切りから解放されて、関東地方では雪の ようですが、わたしの心は、台風一過の朝のような、 さっぱりした心持ちを、むかえられています。 たぶん、今日1日は、この爽やかな、ふんわりした 高揚感が続きそう…
書きたいことが溢れてオーバーフロー 明治の文豪の本はあっても、ほんの二十年前の本は、 販売システムや効率優先の今、書店では、ほぼみかけない。今月は須賀敦子についての書評を書いている。 1998年に亡くなったこの作家は、根強いファンが存在し テレビ…
薔薇の上で休憩中のトンボ。このつぼみがお気に入り。 自分が見落とす、盲点があることには気がついている。ではどうするか。 昨日提出した書評原稿が、編集長のチェックを受けて返ってきた。メールには文字の訂正を数か所と、本の内容にもう少し触れた文章…
前に進むのは、自分で選択しても苦しい 書評に苦しんでいる。日程の余裕をとって準備をしていたが、途中で娘の学校問題、自身の体調不良と重なり、ぐるぐるしてきている。―もっと、書きやすい本にしておけば良かった。弱気な呟きが生まれる。あえて毎回難し…
堀江貴文さんの著作に嵌っている ビジネス書を読むのが好きだ。ビジネス書は大きく分けて自分の中では二種類に分類される。①ひとつは、いわゆるノウハウ的なもの。②もうひとつはビジネスを行っている人の「考えていること」が書かれているもの。①が一見具体…
今週のお題「私のテーマソング」 著者に刺激されて、頭に「ロッキーのテーマ」が鳴り響いていた数日間 ここ数日間、著者に痺れて、著者その方の世界にどっぷり浸かっていた。図書館で、書店で、著者名を探し、平積みの本だけではなくきつい本棚の隅っこから…
書評に四苦八苦 書評の原稿をまとめるのに苦労している。何度も読んだ好きな作家の本。紹介したいフレーズや想いは溢れるのに、作品の余韻なり印象なりを定められた文字数でコンパクトに、読者の方にわかりやすいよう、興味を持ってもらえるようにと書こうと…
おみくじを引くように 「何か気になることがあるときは、神社に行っておみくじを引くんよね。」 いつも快活な、年上の女友達が以前漏らした言葉。 「引くとすっきりするんですか?」 「うーん、すっきりする時もあるし、もやもやが残る時もあるけど、気がす…
恐竜たちの大脱出―進化恐竜トロオのものがたり (福音館のかがくのほん)作者: 羽田節子,松岡達英出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 1999/05/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 「おうちおはなし会」 はっきりとは覚えていないが、娘が3…
嫋々とした女性文化、上方文化を味わえる 日常の目まぐるしさに疲れたときに読みたくなる本がある。その一つが「細雪」。 大まかなストーリーは、第二次世界大戦前、いわゆる戦前、船場の旧家の嬢はん(いとはん)が 結婚相手をお見合いで探す物語。家と家同…