「ロッキーのテーマ」ではなく、「プラダを着た悪魔」が私のテーマソング
今週のお題「私のテーマソング」
著者に刺激されて、頭に「ロッキーのテーマ」が鳴り響いていた数日間
ここ数日間、著者に痺れて、著者その方の世界にどっぷり浸かっていた。
図書館で、書店で、著者名を探し、平積みの本だけではなくきつい本棚の隅っこからも
本を探し出しむさぼり読んだ。
本に対する気持ちって、何にたとえればいいんだろう。
ブランド品の季節限定品にときめく気持ち?
レアもののトミカのアイテムをオークションで発見し、競り落とした気持ち?
わからないけれど、書店でお目当ての著者の本を眺めるのは、
しずしずと運ばれたたくさんの種類の、それもどれも美味しそうなケーキから
好きなケーキを選ぶときに感じる、この先の美味への期待に対する満足感みたいなものかしら。
言葉の力は凄い。著者の熱は確実に伝わる。
おかげで私は、その著者の方を知ったことで健全に貪欲になることを自分に許可できた。
のめり込む性質がある私は「キリッ」とモードに突入しかかった。
それだけ著者の方の本が素晴らしく、その生き方が良い手本だということだけれど、
私の場合「キリッ」とモードは、それだけで突っ走ると、生真面目すぎて辛くなる。
辛くなり、重くなった心は、「我慢・忍耐」といった心理状態にリンクしてしまうから、注意が必要。
さて、ロッキーのテーマで突っ走る?
「プラダを着た悪魔」のオープニングシーンが私のテーマ
私のテーマは「プラダを着た悪魔」のオープニングの音声と映像。
このシーンを見るといつでも心が晴れて、よしやろう!という気持ちになれる。
柔らかい風に揺られるスカートや、キラキラの小物、ハイヒール、暖かで滑らかなファー。
最近お気に入りの、ややハイウエストなひざ丈のタイトスカートと、とろみのあるブラウスの組み合わせ。
「キリッ」とモードを緩和してくれる私の大切なモノ達は、仕事をする気持ちを高めてくれる。
これらを身に纏い、たとえスマホを家に置いてきても、茶目っ気と遊び心はいつでも携帯してでかけたい。
本を通して、ネットで、直に、言葉を通した出逢いは、私に化学反応を起こさせる。
前は、ふんわりと軽やかな自分を損なうのは嫌だと考えていた。
今は、ふんわりと軽やかな自分に、熱い熱をはなつ貪欲な自分を統合させればいいと考えている。