あえて、レールから外れる。「逆転の仕事論」 堀江貴文著を読む
堀江貴文さんの著作に嵌っている
ビジネス書を読むのが好きだ。
ビジネス書は大きく分けて自分の中では二種類に分類される。
①ひとつは、いわゆるノウハウ的なもの。
②もうひとつはビジネスを行っている人の「考えていること」が書かれているもの。
①が一見具体的で即収入なりに結びつきそうだが、本当にじわじわと効いてくるのは②だ。
行動の前に在り方ありき、だから。
最近「面白い方だなー」と拝読させていただいているのは、堀江貴文さんの著作。
そうみえないだろうけれど、親切で正直な人だ。
言葉がはっきりしているから、好みは別れると思うが、私は好きだ。
この本にはレールを外れた人生を歩んでいる8人が登場する。
一人ずつ自分を語り、語りの後に堀江さんが最後にコメントでまとめ締めくくるというスタイル。
「武田双雲」「佐渡島庸平」「増田セバスチャン」「田村淳」「HIKAKIN」「小田吉男」
「小橋賢児」「岡田斗司夫」一人が1章という構成になっている。
どなたもお名前を聞いただけで勝手に想像が湧いてくるような方達だ。
この方たちの語りを読むのは、たとえるなら山の上でキャンプをして夜空を見上げ、
キラキラの星満載のその光景にただもう嬉しく感激する、個人的にはそんな感じ。
さっそく私の心に刺さったフレーズを一つ、紹介させてもらう。
「数字は追うのではなく、もてあそぶぐらいが丁度いいです」(武田双雲さんの言葉)
8人ともうひとり「堀江貴文」が語る仕事論は、この先の社会の流れを予習できるので、
どんな立場の人でも読んでおくといいと思う。
結局「仕事論」は「人生論」。
文芸書だけではなく、ビジネス書の書評も書きたい。
この方向で間違ってないのだな。
読書っていろんな「考え」をひろい、自分の中で濾過して新しい自分の「考え」をつくる素。
あーん、もう、そうそう。
良い本を読んでいると、流れ星のように「考え」や「インスピレーション」が降ってくる。
脳を活性化してくれる、それが楽しい。
読書は最高の贅沢であり学びだ。
私はワクワク感を感じる世界に棲みたい。現在そちらへ順調に移行中だ。
良い一日を☆