palewhite’s diary

心模様は、日々さまざま。

娘の中学受験が迫ってきた~親ができることは、選択肢の存在を教えること

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創業スクール会場で販売中のお菓子。無名のメーカーさんの無添加で身体に優しく
美しいこの商品が、売れるための課題は何だろうと考えながら、ひとつ購入。

塾学年主任の先生と面談

創業スクールを早退させてもらい、娘の待つ塾に向かう。

娘は地元の中高一貫公立中学校と、キリスト教私立中学校の二校を受験する。

地元の公立中学校には行かないと結論をだしたので、

その意志を尊重することにした。

9月から始まった塾通いは、いつの間にか三か月目を迎えて、

やっと親子共に慣れてきたところだ。


私たちが住む人口が40万人程度の地方都市では、

ほとんどの子どもが地元の公立中学校に進む。

受験できる中学校の数は、国公立・私立合わせて4校のみ。

ほとんど選択肢はないに等しい。

でも幸い娘は、気に入った志望校を見つけられた。

そして今まで塾や学研などとは無縁で、宿題をすることにも

不平を言っていた娘が、彼女なりに受験勉強に取り組んでいる。

どうか本命二校のどちらかには合格してほしい。


何とかなる予感は、ある。

でも万が一ということも、想定しておく。

地元以外の中学校も選択肢に含む

選択肢を増やすために、現在二つのプランを考えている。

どちらのプランも転居をともなう多少ハードな案だけれど、私は本気。

プランA 名古屋、神戸、大阪、京都の私立中学校受験

プランB 自然が多い分校など過疎地帯の公立中学校への入学

プランAを遂行するにあたり難点は、各都市の私立中学について知らないこと。

どんな校風で偏差値レベルはどのくらいかが、

ネットで見ているだけでは掴めない。

幸い現在娘が通う塾の本社は神戸にある。

私は頼りがいのある学年主任の先生にざっと事情を話し、

名古屋・関西圏にある私立中学校探しに力を貸してほしいとお願いした。

「わかりました。」

唐突に依頼をしたにもかかわらず、先生は一瞬意外そうな表情を浮かべた後

すぐに通常モードに戻り、情報収集などでき次第連絡をしますと

約束してくださった。

くだくだ尋ねず、さらりと必要なことをしてくださる、

このやり手の先生が人間として好きだ。

良かった、一歩前進

過疎地帯の公立中学進学を視野に入れ情報収集

次にプランBのことを考える。

何故過疎地帯にこだわるかというと、

少人数のクラスを私たちが希望しているからだ。

娘には分校のような中学校がより望ましい。

40人定員のクラスは、人が過密すぎる。

娘が好きで見ているテレビのバラエティ番組に、

豊かな自然に囲まれた学校が時々登場していた。

それからインスピレーションを得て、自然と生物が大好きな娘には、

過疎地帯の公立中学校進学の選択肢もありなのではないかと閃いたのだ。

娘にこの案を話してみると、

「わー、いいよね!」

と反応が上々なので、こちらも検討してみる。

こちらは校区内に転居をすればよいだけなので、

場所さえ決まればあとは易しい。

あきらめることはしないという選択肢

子どもが、属する世界で窮屈さを感じたり苦痛を感じていても、

未成年ではどうにもできない。

親も、仕事や土地に縛られて、不本意ながら

子どもに我慢を強いることもあるだろう。

我が家もプランを実行するのは、たやすくはない。

けれど、「あきらめる」ことは選択肢には入っていない。

どんなことでも抜け道はある、発想を変えればどうにかなることが

案外あるんじゃないかな。

離婚後の人生では、常に「ではどうするか」と考える視点で生きている。

今回はこんなプランをたててみた。

プランをたてると迷いがなくなる。

本命校受験にも安心して打ち込めるというもの。

私は、娘と二人どこでも生きていけよう、

人生の自由度をあげていくためにライターの仕事をしている。

海外に移住するわけでもないし、

広い意味で捉えれば、このくらいは「想定内」だ。

他人事のように、自分の取ろうとしている行動を

「すごいなー」と観察する自分もいるけれど、

これでいい、このままノンストップで受験まで突っ走ろう☆