palewhite’s diary

心模様は、日々さまざま。

娘の中学校の選択

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じわじわと追いつめられる

二週間連続で子どもの受験する中学校に見学会にでかけた。

昨日は滑り止めの私立中学校。

偶然同じ小学校の娘のクラスメイトも来ており、保護者の方と話す。

この方は配偶者が外国人で、気持ちの良い方。

やはりいろんなことを考えて、見学にいらっしゃったと聞き嬉しかった。

私だけではなく、この方の感想も聞け、2人で意見交換しながら見学会に臨む。


結果は、微妙だった。

良い所もある。けれど枠というか型に嵌めないかといえば難しいところだ。

ご主人が外国人で自分が経営者である保護者の方と

「・・・・・」

という気持ちをわかちあって帰宅した。


「お弁当の学校に行きたい。」

娘の希望はかなえてあげたい。

都市部と違い地方は絶望的に選択肢が少ない。

せいぜい3種類といったところ。

本命の学校は、今後の成績の伸び次第。

指定校区外の中学に進み陰口をたたかれるくらいなら引っ越したいという娘。

「わかった、引っ越そうね。」

と応えてはいるけれど、どこに引っ越すかはまだ未定だ。

今週塾の進路相談があるから、関西方面の私学の情報も聞いておこうと考えてはいる。


見学会で、のびやかで友人関係も良好な娘のクラスメイトと話し、

大人びた他の女子たちを見て、娘の幼い部分がよくわかり、少し辛くなった。

環境を変えたら、娘はもっとイキイキすると確信があるのに、娘より

一歩も二歩も先をいっているように見える同学年の女子に、親の私がひるむ。

深呼吸してから、考えるのはその後

生きていることはいつでも楽しい。

友人、先生方、私の話をきいてくださる市の職員の方、ホームフレンドの大学生の方、

頼れる人たちもおかげさまで複数いる。

それでもべったりと家に籠る娘と向き合い、友人関係に気を配り、塾の送迎を繰り返す毎日は、

期間限定とはいえ、娘の先が見えない時には見守る自分の心の均衡が崩れそうになる。



娘を塾に送り出し、帰りにマダガスカル産ヴァビラビーンズの言葉に惹かれて

コンビニでシュークリームを買った。

塾の送迎ルートにあるバラ園のバラは、濃いピンク色に咲き、いつも私の視界に入る。

心惹かれながらも、バラ園を散策することを無意識に自分に禁止していたことに気がつく。

先月から子供の体調などで、私の「ひとり時間」は取れないままに延期となっていた。

効率が優先していたこの数週間を「良くない」と感じていながら、自分をケアするのを後回しにしていた。

せっかく女性として生まれたのだから、中途半端に咲き枯れる花のようになっちゃ駄目。

慈しむ、育む気持ちは自分にも向けていい。

もう、自分を後回しにするのは止めよう。


今日は、母が我が家に来てくれる貴重な日。

締め切りは、何とかする。

午後の塾のお迎えが終わったら、パソコンと共に家を出て、「ひとり時間」を実行する。

海辺は無理でも、街中でもかまわない。

愛と優しさを循環させるには、まず自分から。