palewhite’s diary

心模様は、日々さまざま。

もう二度と、束縛する男性とは付き合わない

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夫の考える離婚の条件

離婚協議書を作成しスムーズに進むかのように思えた離婚。
夫は、最後まで私を離さないつもりだったと気がついた。

「離婚に応じてもいい。ただし再婚をするなら住宅ローンは払わない。」

財産も何も、夫には求めていない。私が得るのは娘と暮らすこのマンションと車だけ。
それでいいのだけれど、最初娘のために、
「マンションのローンは、○○ちゃんのために自分に払わせてくれ。」
と頼んできた夫の言葉を素直に受け取っていたので、このセリフには不快感を感じる。
そしてこの期に及んでも、経済的に一人で暮らすのは大変だから考え直すようにと、
無鉄砲な私をたしなめる思慮深い人物にでもなったかのように話す夫に苛立ちを感じる。

あなたは、私がお金で決心を翻すと思っているの?

住宅ローンを娘のためにと言っていたのは、適当なその場の雰囲気に流されてのこと?

私は仮に再婚したとしても、住宅ローンを再婚相手に払ってもらう気はない。
本当はあなたに肩代わりしてもらうことも違和感を感じるので、数年後には自分で
住宅ローンを払うつもりでもいました。

気持ちが通じ合わないから離婚をするのだから、仕方がないけれど、
住宅ローンにかこつけて私の再婚を阻止しようと仄めかす夫が厭わしい。

現在相手もいないのに、何故先回りして再婚、再婚と騒ぐの?

私は男性と付き合っていないし、結婚してから夫を裏切ったことなどない。
今もこれからも、結婚している間は、どんなに配偶者との仲が壊れて辛くても、
他の男性との関係を結んだりしないのが、私の生きる上でのスタイル。

こんな私を知っているのに、離婚した後まで束縛する権利は、あなたにはありません。

束縛=愛情?間違った方程式

「私はあなたのもの」
好きな男性といるときにこう感じるのは好き。
でもこれは、双方が人を所有したり、相手を束縛することは愛情ではないことを
暗黙の了解でわかりあえている場合にだけ感じることが可能な気持ち。
あくまでプレイというか。

束縛=愛情と、こんなことを真面目に求められたら途方にくれてしまう。

「俺は、絶対に、再婚はしない。」
やけに力んで発言していた夫。

世の中に絶対なんてことはないのに、こう自信を持って言い放つ同い年の彼を
若いなあと思う。

執着を嬉しく思う女性もいるだろう。もちろん男性にも。
でも、考えてみてほしい。
仮に条件をつけて自分のところに相手が戻ってきても、
相手は心からあなたを愛してはいないし、苦痛を感じているかもしれない。
自分といることを楽しんでくれない相手でも、傍にいてほしい?
抜け殻のような相手は、あなたが好きだった相手とは別人かもしれないのに。

愛情表現の難しさ

夫は彼なりに、愛情表現や気配りをしている。それは認める。
憎しみ合っているわけでも、互いに異性の影がある訳でもないから、
彼が釈然としない気持ちもある程度は理解できる。

世の中には、天敵のような2人が夫と妻として暮らしていることもあるから、
夫にはこの程度の関係は、不快ではないのかもしれない。
でも私はもう、偽りの自分や、条件付きの愛情からは卒業したい。

本当に好きな人の許には、いくら自由にしていても必ず戻ります。

あなたは最後まで私を信頼してくれなかったの?
ご両親から条件付きの愛情しかかけてもらえていないから、これが
あなたなりの精いっぱいの愛情表現なのかもしれない。
離婚はしたくないという代わりに、○○してあげるよ、だから離れないようにと
いう表現方法しか知らないのかもしれない。
それは本当に、どうしようもないけれど、悲しいこと。
そんなことを繰り返していても、心の飢えが満たされることはないと思う。

あなたの、あなたなりの愛情表現を受け取らないことが、
今の私にできる最大の愛情表現です。