palewhite’s diary

心模様は、日々さまざま。

心の健康のために「学校を休みます」

わたしのエネルギー、元気メーター表を作ってみた☆f:id:palewhite:20150116233606j:plain

「じゃあ、学校休む。」あっさりと返ってきた娘の返事

水曜日、娘の学校での様子を探るために「明日は必ず休み時間に合わせて学校に行く!」と意気込んでいた私。

何だか血気盛んになり、なかなか寝付けなかったが、すぐに朝は来た。

胸に秘めたプランを実行すべく、テキパキと食事の支度などしながら、その前に娘の意思確認をせねばと

娘にこう、尋ねてみた。

「おはよう、○○ちゃん。あのねえ昨日話したけれど今日学校はどうするかな。行く?行かない?」

「うーん、今日は行きたくないから、休む。」

こんなに素直に「休む」という言葉が出るなんて予想外だ。確認して良かった。

どんなに辛くても、学校へは行かなくてはいけない、休むなんて許されないことと一途に思い詰める

子どもがいる、その子たちは休むという選択肢を提示されるまであることに気が付かないのだ、と聞き

娘もそうかもしれない・・・と感じた勘は当たっていた。

学校の様子を見たかったけれど、良かった間に合って。

「そっかー、じゃあ心の健康のために今日はお休みにしようね。学校には風邪って言っておくね。」

今日はお休みに決定。私の仕事の休みの日でもあるので、二人で一日一緒に過ごそう。

仕事のことも、将来のことも、全部忘れて、娘と日常の暮らしにだけ集中する。

そうと決まれば、デジタルで時間が流れるニュース番組から教育テレビへとまずチャンネルを変えてみる。

そこには、娘が幼児の頃に大好きだったワンワンやうーたんが平和に遊ぶゆったりとした世界があった。

「懐かしいねー。」と私が言うと、

「ちょっと子供っぽいけどいいよね。」と娘もまんざらでもなさそうにテレビに見入っている。

いつの間にかストレッチマンが5人に増えて?いたり、微妙なマイナーチェンジを間違いさがしのように

娘と見つけるのも楽しい。

週末に焼けなかったパウンドケーキを、こんな日こそは焼こうと蜜柑の房から果肉を取り出す。

今日は蜜柑のパウンドケーキ。私も娘も生の柑橘類を入れたパウンドケーキが気に入っている。

いつもよりも丁寧にバターを溶かし、ボールの中で材料を混ぜる。美味しくなりますように。

水曜日、泣いていた娘が健気に学校に登校した後、申し訳ないけれど仕事が手につかなかった。

でも今日は、娘は家という安全な守られた場所にいる。

親鳥が羽を広げて雛を守るように、私が彼女の安全地帯になれていればいいのだけれど。

教育テレビに飽きた娘は3DSを始めるが、今日は目が悪くなるだの時間制限がだの小言は言わない。

好きなだけ、だらだらしてね。

お昼はチキンライスと水菜のサラダ、夕飯は娘のリクエストでカレーライス。お子様メニューの日。

最近娘が熱中して書いていた、娘の考案したキャラクターの絵を見ながらその特徴を教えてもらい、

パウンドケーキをおやつにいただき、ただのんびりと時間を過ごす。

スタジオジブリの「風立ちぬ」を気に入り何度も見ている娘が、今日もDVD鑑賞をしながら、

「この曲いいよね。」とユーミンひこうき雲を口ずさむ。

ジブリは曲の選曲が上手だよねー。」と私がふると、

「うん、あの曲も、この曲も・・・私好きなんだ。」と嬉しそうに教えてくれる。

いつも思うけれど、大人っぽい曲が好きな人だ、若いのに渋い。

時間は穏やかに流れ、寝る前にはお話し会をして、一緒に手をつないで寝た。

「何だかエネルギーが回復してきてふわふわしてきた。わたし、わかるんだ。」

ふと閃いて、娘にお願いをしてみた。それは自分のエネルギーの状態を棒グラフで示してもらうこと。

元気いっぱいを100パーセントとしたら、今の自分の元気さはどのくらい?

具体的に数値化すると状況が掴みやすい。娘が記入してくれた「わたしのエネルギー元気メーター表」

を撮影したので、ブログの写真として載せてみます。

結局娘はその次の日(16日)も学校を休み、大分エネルギーは回復したらしい。

1月14日 30.5パーセント。危ない、赤信号点滅。1月15日 52.5パーセント。

1月16日朝 72.5パーセント。 1月16日夕方 75.5パーセント。

16日が朝と夕方記入してもらったのは、私が仕事にでかけて、彼女を一人で留守番させていたので。

まだ100パーセントではないけれど、七割元気なら悪くない。

不登校って、悪いこと?私は別にいいと思う

今回娘を休ませるにあたり、不登校になる可能性も考えた。

不登校になったらどうしよう・・・なったらなっただ♪

実は私は不登校を悪いと思っていないことに、今回娘が学校を休んで気が付いた。

いざとなったらホームスクール(自宅で親などが子どもに勉強を教える)をしよう。

するとしたら、国語・英語・社会は何とかなるけれど、理科や体育なんかはどうしようか・・と想像してみる。

それにもし不登校になったら、自信を持って娘の環境を変えられる。

山村の分校?都会の学校?自由な教育を謳う学校?

彼女が「ここの学校に通いたい!」というまで、何校でも旅行がてら見学ツアーをしてみるのもいい。

もちろん、娘が現在在籍している小学校に居続けたいと主張したら、不登校になろうが五月雨登校になろうが、

はたまたひとつも休まず登校しようが、私は娘の意志を尊重する。

ただし、心の健康のためのお休みは、もう作ったのでいつでも有効。

無理や我慢はしなくていい、人生にはするべき時に、成すべき無理や我慢をする機会がやってくるから。

子どもが子どもでいられるように、守るのは親の役目。○○ちゃん、自分の気持ちを大切にしてね。

あなたが不登校になろうと、皆勤賞で学校にいこうと、そんなことはどちらでもいい、というか興味ない。

毎日をあなたらしく過ごせる状態でいてくれるなら、どんな状態もそれが最善。何とでもなるから大丈夫。

意外と娘のことに動揺していない自分自身にびっくりする。

どうしてかは、わからない。わからないけれど、今日も良い日だった。

全ての事柄、親愛なる友人、母、職場の皆さん、ブログを読んでくださった方々、そして娘にアリガトウ。