子ども会で映画に行く
大人2名、子ども16名 総勢18名
私の住む地域は、小学生の保護者が子ども会の世話をする。
毎年することは同じで、夏休みは映画鑑賞に子ども達を連れて行く。
小学1年生から小学6年生を引率するという責任の重さとプレッシャー。
保護者にとっては大きな夏の一大イベントだ。
集合⇒バスに乗り映画館に行く⇒映画鑑賞⇒昼食⇒バスに乗り帰宅⇒解散
ただこれだけのことだけれど、ものすごく緊張する。
悪戦苦闘
ポツンとしている子には、さりげなく話しかけてみたり。
小突き合う男子たちの行動をチェックしながら、注意するタイミングを計ったり。
もじもじしている女子達に、トイレに行きたいのか尋ねたり。
文庫本を持ったまま移動する男子が、ほかの歩行者と接触しないか気を配ったり。
おしゃべりに夢中で皆より大分遅れた子達のそばに戻り、みんなに追いつこうと誘ったり。
食事をしたらしたで、お店に響き渡る声にひやひやし。
箸袋でボール?を作り遊びだす男子をたしなめ。
食の細い子には、全部食べられなくても大丈夫だから、
残していいよと声をかける。
食後のコーヒーは、気が付くとぬるくなっていた。
映画と昼食を無事に終え、バスにも予定より1本遅れたけれど乗れて、
何とか安全に全員帰宅してもらえた。
子ども達と過ごした時間
終盤に近付くにつれて高学年も低学年も笑顔が増えて、話も弾みだした。
ウキウキした流れの中ににみんながいた。
顔見知りの子も、良く知らない子も、話しかけると心の中から言葉を
探し出してちゃんと返事をしてくれた。
バスの乗車時間の長さをこぼしたり、映画の内容にコメントしたり、
子ども達への注意の仕方に駄目だしをされたり、
心を開いてパパの勤務先のお話を聞かせてくれたり。
無事に解散し、自宅に戻る。
ドアを開けると、むうっとした暑さが体にまとわりつく。
牛乳を多めに入れてアイスカフェオレを作り、しばし休憩。
今晩の夕飯は簡単なものに決まり。
子ども達の存在に、そのパワーにしみじみと可愛さを感じた。
プレッシャーはあったけれど、何とかなるものだ。
「終わりよければすべてよし」
明日の筋肉痛だけが少し不安。