ボツ原稿と採用原稿の違いを分析する~ある女性サイト執筆の傾向と対策のまとめ
原稿の採用・不採用について考えてみた
11月上旬に原稿とプロフィールを提出した女性向けサイト
(クライアント)さまから、採用・不採用結果が
制作会社さん経由で届いた。
今回制作会社さんからお話をいただき、この仕事に
「よくわからないけれど応募をしたらいい」という
直感が働き引き受けさせてもらったが、その訳が
わかった。
私は、この女性向けサイトにおける採用された原稿と
ボツになった原稿の違いを分析し、今後の傾向と対策を
練りたかったのだ。
自分と編集者の方のみでのやりとりとは違い、今回は間に
もう1社関わっている。
そのため通常はめったに知ることのできない、他のライター
の方たちの企画案・見出しのつけ方などを、特別に垣間見る
機会に恵まれたのだ。
全提出原稿約70本のうち、採用40本、不採用20本、残りは
クライアントさま確認中。
ライターの方たちの執筆名・原稿タイトル・企画内容・クライ
アントさまからの企画内容へのコメント、採用・不採用結果
全てを、PCのマウスをゆっくりと動かしながら読みこむ。
原稿を眺めて、幾つかの分析をすることができた。
- 医学的根拠にもとづく原稿の掲載には慎重な姿勢をとられている。
- スポンサー企業を貶めるような原稿内容は当然NG
- 心理系記事原稿は、半分は採用で残りはボツ。その合否の境目は何なのだろう。
- 美容系記事は、想定読者層(20代~30代)にふさわしい、落ち着きのある原稿が望まれているようだ。
- おしゃれなインテリア系記事は、原稿への基準がやや甘い。(インテリアの講師経験があるので辛口です。)
ちなみに自分はマネー・インテリア・美容・心理系4本の原稿を
納品して3本が採用となった。不採用は心理を扱った原稿だ。
想定読者層向け心理関係の原稿を書く場合は、彼女たちの想像
がつく未来像を言葉にしたら採用になるような気がしている。
相手が求めるものと、自分が提供したいものとの幸せな接点を探す
円と円を重ねるように、クライアントさまの要望に応えながら
かつ、自分が伝えたい情報や想いを原稿にして、読者さまにも
役立つ記事を発信するには、分析や振り返り、思考の修正が
すごく大事。
ライターの仕事は、自分の表現が先にありきの仕事と考え
られがちだけれど、他者の望みに応え求められるものを
提供する仕事である要素が大きい、と書く側になり実感する。
全ての仕事は行き着くところはサービス業だと思う。
読んでくださるお客様を満足させ、そこに自分らしい
エッセンスをどのくらい忍ばせるかの配合というか
塩梅を加減することが、書くことの面白さであり、
ライターとしての腕のみせどころなのではないかと
分析を終えて考えている。
男性脳を使いすぎて、疲労感に襲われる。
トランポリンでも飛んで気分転換しよう。
良い一日を☆