palewhite’s diary

心模様は、日々さまざま。

専業主婦時代に身につけた習い性を生かしていく 書く仕事への私のアプローチ

これまでの人生にプラスの意味づけをして進むとうまくいく

クライアントさまにビジネスライティングの原稿を納品しました。
「自分の想いと外れていないことが原稿に書かれていて
嬉しい!ありがとう。」
とお言葉をもらい、この仕事を引き受けて良かったと感じています。

ライターにより書くことへのアプローチは違うと思いますが、
私が会社や個人の方のビジネスライティングをする際に
どうしているかをここにまとめてみます。

具体的なアプローチ
①クライアントさまのデータ収集
その人の書いたものできるだけ全てに目を通し、
所属する団体があるならそこの刊行物も確認するなど
量を集める。すると点と点が繋がることが多い。

②クライアントさまの言葉の収集
話を徹底的に聞く 傾聴することを意識する。
クライアントさまとの打ち合わせでは沈黙の時間を
おそれない。
できるかぎり間を埋めようとはせずに相手の口から
言葉が出るのを待つ。質問は挟むが、相手が言葉を
発しやすくするための質問を行い、自分の存在は
ひとまず消す。

③収集したデータと言葉をもとに分析→言語化
ここでたたき台の文をつくる。
クライアントさまにお見せして反応を観察。
分析があたっていれば信頼してもらえて、その後
互いに意見を言い合い和気あいあいと文章の
修正加筆作業が進む。

このような流れになります。

最も気を配るのは
「自分がひとりよがりに解釈した想いではなく、
相手の方(会社)が発する言葉にならない想いを
受信して忠実に言葉にして発信すること」です。

当たり前すぎることですが、このことは肝に銘じて
おきたいと思うのです。

以前ライターを使う立場の方から
「2時間もインタビューをしにきたのに、雑誌を見たら
これ誰の考えってびっくりするようなことが私の言葉として
掲載されていて悲しくなった。」
と聞かされたことがあります。
こんな感想を耳にすることもあるので独りよがりにならないように、

あくまで自分は従で、相手が主。
相手を引き立たせるために自分は黒子として動く。

こう心がけています。
何故そうできるかというと、我を通さず家族優先の
専業主婦時代があったからだと思います。

継続した仕事人生をおくってこなかった過去は変えられない。
でもそれ以外の人生を自分は自分なりに全うしてきました。
その過去をハンディと捉えるか自分の個性、優位性と捉えるかは
自分次第。
私は過去の自分を否定しません。
今までがあるから今の私がいます。

今回は「専業主婦」時代に培ったものと書きましたが、
これは他の経験でもいえることです。

「ゲイだからこそ」「20代だからこそ」
「未婚だからこそ」「離婚したからこそ」

経験から得るモノはマイナスの顔をして現れるので
直視するのが嫌なこともあります。
でも「○○したから」を「○○したからこそ」と
変換できるようになったら新しくツールを身につけた
自分と出逢うことができるのです。

クライアントさまと打ち合わせた後、
つらつら感じた想いを言葉にしてみました。