palewhite’s diary

心模様は、日々さまざま。

まさかの時間切れⅡ TOEIC通知が届く

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恐れおののいていたTOEICの結果が届いた

先月十数年ぶりに再挑戦したTOEICの試験。
リスニングは途中わからなくなり、リーディングは時間配分を誤り、最後まで問題が解けずに終わった。

後悔先に立たず。自分のうかつさと呑気さに自分自身やられた!と苦笑いしながら、一体得点は何点に
なるのだろうというぼんやりとした不安が生まれていた。
試験が終わった解放感はわりとすぐ消えたのに、ぼんやりとした不安は、目立たない場所にある小さな
蜘蛛の巣のように、心の隅にそっと張られたまま。
その存在に気がついているからには、何とか処理しなくっちゃ。
試験の結果が届いたら、いさぎよく封を開け中身を確認してブログで発表しよう。
私はその日が来るのを怖いような、早く来てほしいような複雑な気持ちで待っていた。
そして試験結果は試験から約1か月後、我が家のメールボックスに届いていた。

さてTOEICの点数は?

もっぱら娘のプリントやテストの点数を見る立場だった私。
自分の試験やテストの点数を見ることには慣れていない。
点数が悪かったらどうしよう。これから勉強していく気持ちが萎えてしまいそう。
そう思いながらも、久しぶりの点数という、はっきり下される評価を知ることに弾む気持ちもある。

「でたらめに書いても400点はとれるから。」と教えてもらい少しほっとしたけれど、前回760点の
スコアだったので、これが500点台までに落ちたら辛い、いやいや何点であろうととりあえず試験を
受けたことに意義があるのだから気にしなくて大丈夫など思考がぐるぐると駆け廻り、封書を開ける時に
思わず力が入ってしまった。もうこうなったら、さっさと見てしまいたい。

ビリッと封は切ったのに、そろそろと中からTOEICスコアの書かれた紙を取り出す。
得点は・・・720点。
前回受験よりマイナス40点。
スコアが下がったことへの失望と、500点台は免れたという安堵がまじった複雑な気持ちで心が波立つ。

やっぱり800点とりたかったな。
まだやっていない模擬テストもあるし、問題集を何度も解くべきだった。
だけどこれで次回の対策はもうわかったし、もう一回受けたら案外いけるかもしれない。

もう一度800点を目指してみる

前回受験の際は、とんちんかんなTOEICの質問に馴染めず勉強する気がおきなかった。
けれど試験の最中、独特のTOEICワールドの設問を案外楽しんで解けたこともあり、何故かTOEIC勉強に
対する拒否反応はなくなっている。あのおかしな問題が頻繁に登場するTOEICの世界はあれでいいのだ。
以前流行った「ミスター・ビーン」のコメディのような不思議なとんちんかんさ。
案外TOEICの勉強は楽しいかもしれないと思えるようになった自分の成長?を自画自賛する私。
自分で自分を見直すのは悪くない気持ち。

この1か月の間に、いろんな進展があった。
夫との離婚へ向けての具体的な話し合い、母と私の離婚に関しての話し合い、求職活動での2度の面接と
不採用や辞退、もう後戻りはしないという決断を下すなど。
絡まりあった関係者の思惑は複雑で、当事者である私だけが力んでも、すぐに答えはでない。
物事はシンプルに割り切れたり行動が結果と真っ直ぐに結びつくことばかりではないし、複数の人間が絡むと
どうしても白黒ではなく灰色のグラデーションで表される場合が多くなる。

それから見たらTOEICの勉強は、行動と結果が真っ直ぐに結びつくシンプルさ、単純さがいい。
筋トレに励めば徐々にうっすらと筋肉がつくように、単語や熟語を覚えれば問題を解くスピードは速くなり、
スコアは伸びる。この法則の安定性が私の心を穏やかに安定させてくれる。

もう一回試験を受けよう。今度は楽しみながら勉強できる。