palewhite’s diary

心模様は、日々さまざま。

勉強会に参加する

生まれて初めて「ぶた箱」という言葉を生で聞いた夜

今月からいわゆる「士業」の固い職業の方々が多数いらっしゃる勉強会に参加することとなった。

初対面の方々と会うのだから・・と考え、自分も白いブラウスに紺色のスーツできめてみた。

久しぶりにスーツ姿の男性がわんさかいる会議室の空間に身を投じる。

ぎこちない名刺交換を済ませた後、今日の講師、弁護士の先生のお話を清聴する。

業界用語としての「ぶた箱」

弁護士の先生は30代前半。弁護士となって5年、仕事に燃えられている時期と推察する。

今どきの30歳+αの男性は、とても若く見える。

「紅顔の美少年」という表現があったなと、先生のつやつやしたお顔をみながら考える。

先生は、生き生きと弁護士の基本から、仕事をするうえで役立つ知識を話してくださった。

今まで漠然としていたことがわかったり、収穫が大きい。

メモをこまめに取りながら、お話を聞いているとさらっと「ぶた箱」という表現を

先生が口にされ、笑いをこらえてしまった。

「・・・・・ぶた箱行きで・・・・ぶた箱。」

他の皆さんは平然とされていたが、言葉に敏感な私は、こんな表現を耳にして

それを聞きのがすなんてできない、というか面白くて敏感になってしまう。


よく漫画や、ドラマの中では「ぶた箱うんぬんが・・・・。」

とあるのを読んだり、見たり、聞いたりしたことは、ある。

でもそれは、作り物の世界のことだからと自分の中で解釈していた。

けれど、今日、「ぶた箱」は、れっきとした業界用語であったのだ!

と発見。

娘へのいいお土産話ができたと、心の中ではしゃぐ。


たくさん実用的な知識も聞かせていただき、メモも取ったのだけれど、

今日の一番の収穫は「ぶた箱」という言葉を聞けたことだ。

「ぶた箱が・・・・。」と語る弁護士の先生の顔は目がきらきらして、

現場の臨場感、スリルとサスペンス?を共有できた気がした。

実際はこんな軽いモノじゃないだろうけれど。

でも、「ぶた箱」と先生が語るとき、空気はロックのテンポになっていた。