palewhite’s diary

心模様は、日々さまざま。

TOEIC 再挑戦、子供に見せる背中

またもやぶっつけ本番で挑む試験

お正月が終わったと思ったら、もうTOEIC受験日がやってきた。
12月は新しい仕事を開始し、離婚の話を詰め手続きに奔走するうちに過ぎてしまった。
年末年始家に籠り勉強する予定も、思いのほか大きな離婚成立後の放心状態のために計画倒れ。
もう、しょうがない。

できないときだってあります。

試験をさぼってしまいたい、こんな雨あられの降る日は特に。

でも、私は母親。娘に格好悪くても、嫌でも試験に行く姿を見せねば。
 
念のため娘に尋ねてみる。

「ママ、全然勉強してないから試験に行くのすっごく嫌なの。・・でも行かないよりは、
点数が悪くても試験を受けることが大事だから行こうと思うんだ。○○ちゃん、どう思う?」

「そーだよー。参加することが大事だから。・・・いい点取ってきてね♪」

にっこりと笑いながらこんな言葉をくれた娘。これはもしかして嫌味だろうか?
何でもいい、親の情けない姿も見て学習してね。ママは頑張ります。

昨日は久しぶりにガールズトークで盛り上がったし、読みたい本もあるし、見たいDVDもある。
ゆずと蜜柑のパウンドケーキも焼きたいし、仕事もある、やっぱりTOEICは後回し。

外国人の彼女はテスト勉強をせずにテストに挑む、これはお国柄(アジアの国)でしょうか?
と誰かのブログに呟きがあったっけ。

そう、これだ♪私も大陸的なのだ。
テスト勉強なしでリラックスしてテストに臨むメンタリティを身につけたのだ。

そう考え直して、もう参加するだけで私は偉い、よくやっていると自分を甘やかし、
試験に間に合うぎりぎりの時間のバスに乗った。

開始10分前に試験会場に辿りつき、自分の番号じゃない教室で受験票を提示し
やんわりと間違いを指摘され、正しい教室につくとテストまであと2、3分。

ちょうどいい、だって参考書を持ってきていないし。

意外とリラックスして取り組めたテスト

仕事で英語に接しているしどうかしら・・とテストを受け始めると、前回ほどの緊張がない。

問題を正解しているかどうかはわからないけれど、英語に違和感は全く感じなくなっていた。

前回時間切れで、リーディングセクションを解けなかったが、今回は残り10問は時間がなくなったが、
それでも自分のテストをこなすスピードは上がっていたし、ちんぷんかんぷんでもなかった。

一番大きな発見は、

職場で見慣れぬ専門用語や、ややこしい法律用語の散りばめられた英文を、冷や汗をかきながら
翻訳し、うまく要約するほうがはるかに緊張度が高いということ!
テストなんてそれにくらべれば、ちょっとしたピクニックみたいな感じ。

びっくりした。すごく意外な感想が飛び出したものだ。

無理やり怠け心をなだめてTOEIC受験をしてよかった。

思いがけないきっかけで、自分の現在地がわかったから。

仕事をこなすスキルの未熟さに凹む日が多かったが、私は私のペースでちゃんと力をつけている。

テストが終わり感じる解放感

テストをまがりなりにもやり終えれたという充実感で、帰宅する。

テストといえば、娘もぶっつけ本番で国語のテスト受けてたよね、そういえば。

数日前、国語の漢字テストに全く勉強せずに挑んだ娘。合格ラインは90点。

私はテスト勉強をしないことを責めもしないかわりに、テスト勉強をするように諭すこともせず静観していた。

返ってきたテストは50点。

今までで最低の点数をとり、本人はショックだったようだ。

その後再テストしたら今度は80点。合格ラインにはあと10点足りない。

けれど娘は、満面の笑みでこう言った。

「30点も点数が上がったんだよ!すごくない?」

「本当、すごいよねえー。良かったね。」

点数は微妙だが、この思考回路、パターンは上出来です。

娘のぶっつけ本番に目くじらを立てなかった自分の賢明さに感謝した。

自分自身もぶっつけ本番でテストに挑んだが、娘はきっと何か感じ取ってくれるだろう。

何を学ぶかな?ママもしょうがないなーでもいいし、何でもいい。

娘とテスト勉強の嫌さや、ぶっつけ本番のテストから逃げ出したくなる気持ちを共感しあえたから

とりあえず、終わりよければ全てよしだ。

試験が終わって・・・とっても嬉しい!!!少し怖いけれど、テスト結果が届くのが楽しみ♪