palewhite’s diary

心模様は、日々さまざま。

つながることが簡単なSNSだから、つながらないこともときには意識したい

Facebookの頻繁な招待に思うこと

個人が何らかのSNSツイッター・ライン・Facebookなど)で
つながりをもつのは、それらのツールを使うヒトには常識に
なっていると思います。

私は先月まで女性創業スクールの講座を受講していて、
そこで新たに様々な方と知り合いになりました。
良い刺激を受け、参加して本当に良かったと感じています。
今後も創業(起業)に向けて、情報交換をしながら助け合って
いきましょうと声をかけていただき有難いなとも感じています。

でも、こういうのはちょっと・・と感じたことがあって。
それを呟いてみます。

受講生の皆さんとはFacebookで友だちになったのですが、
それはよしとして。
まず感銘を受けたのは、受講生の3割の方から頻繁にセミナー
のお知らせが届くこと。(有料無料は問わず)
創業スクールに参加される方々は、そもそも日頃から学ぶこと
に貪欲なのだとここでわかりました。

基本的にセミナー類は、気持ちが惹かれる場合以外出席を
しない私は、ほとんど全て流し読みをしていますが、なかには
皆に告知をしてお誘いくださる方がいます。
不参加と連絡をするのですが、セミナー期日が近くなると
「招待」がFacebookに届くのです。
「参加しない」をクリックしてこの件についてはおしまいに
しましたが、2つの理由から心がもやもやしています。
それは、

最初に参加できないと伝えてあるのに、執拗な誘いに
断ることでこちらが手間取ることへの不快感

今後ビジネスをするうえで、引き際は潔いほうが好感度が
高いのに、しつこくお客に購入を迫るような態度を取られ、
この方の他者との向き合いかた、ビジネスセンスに疑問を
感じ、つながったことに警告信号が出たことによる不快感


この方は忘年会をしましょうと皆に声をかけられており、私
にはお茶しましょう!と何度も誘ってくださってもいます。
予定がたたないとメッセージを送っても、では○日はどうです
かと際限がないので、一度お茶をしてその後の付き合いかたを
判断するつもりです。

SNSでつながり「お友達」になったからといって、すぐにリアルな友人になるかどうかは相手次第

小学校の一部の保護者の方に感じることと重なるのだけれど、
「子どもが同学年で同じ組の私達は友だち(ママ友)よ!」
という暗黙の了解は、双方がそう思っていない限り無効だと思います。
「創業スクールを一緒に受講して私達はもう友だちよ!」
という前提で、自分の領域に誘い込もうとされても困ります。
受講生の方達に仲間意識は感じても、まだ個人的に皆さんを
知人ではないリアルな友人とみなすまでには、いたってはいないのです。
だからこの方の距離の詰めかたには、顔は笑顔、でもそっと、
後ろ歩きで逃げ出したくなってしまうのです。
仲良くしたいと望まれているなら、あなたのしていることは
少なくとも私には、逆効果。

ヒトはさまざまで、好む距離感もヒトそれぞれ。

人間関係は、押せ押せではなく引くことも重要。
でも友人でも家族でもない方に、そんなことをさとす立場
でもないので沈黙を守りますが、うーん、困るなぁ。

私は知人と友人ははっきり区別するほうです。
早急にヒトと親しくなるより、じっくりヒトとの関係は
築いていきたい。
その結果双方が「このひとが好きだ。」と感じたらそこで
知人は友人に変化すると思うのです。
当然稀な意気投合は除くと、一気に友だちの数は増えず、
第三者から見たら効率が悪いかもしれないけれど、何年
ブランクがあいても昨日の続きのように付き合える友と
出逢えています。
それは、ゆっくり距離を縮める私を友人が尊重してくれた
からだと思う。
そして、そもそも友人は作るよりも自然にできるものだから
効率なんて関係ないし、無理強いをされる時点でもうそのヒト
との付き合いは考えたほうがいい。

ビジネスとお友達ビジネスとの境界線について考える

創業スクールの方は、自分主催のイベントのお誘いを今後も
私たちに告知されることでしょう。
興味をもたれる方もいらっしゃると思うのでそれは構わない。

でも「お友達」だから参加してね、私もあなたの「セミナー」
に参加するわという「お付き合い」を今までなさっていたのだ
としたら、それは個人的には友人との付き合いと考えられない
し、そこでされていることはビジネスではなく仲間内での
お店屋さんごっこだと感じます。

私は義理のつながりのサークル内でお金を循環させるのでは
なく、外の世界の「お友達」ではないクライアントさまから
お金をいただき、それを世の中に循環させたい。
何千円という参加しやすい価格設定で友人知人をお客にして
小銭を稼ぐより、一記事2000円前後のWEB原稿でも書く方が
断然気持ちがいい。

この方がどういう意図をもっていらっしゃるのか、それとも
こういう在り方を当たり前と感じていらっしゃるだけかは、
今度お茶をご一緒したらたぶんわかるでしょう。

SNSはつながることを容易にはしたけれど、つながることと、
つながった後互いに信頼関係を築けるかどうかは別問題だと
考えています。
今後もこの方のようなタイプの人間に、男女問わず出逢うのは
間違いないけれど、私は自分の軸をぶらさずに行動します。

自分主催のイベントだけではなく、毎週複数のセミナーに出席
して仕事もしているこの方が、いつセミナーで学んだことを
実践されているのか、それをする時間があるのか、彼女からの
「招待」を見ていろいろ考えさせられました。

女性創業スクールに出席した私たちは、皆一生懸命なのだよなぁ。
わかるだけに、一生懸命さのベクトルの違いが悩ましい。

人生勉強はまだまだ続く。