palewhite’s diary

心模様は、日々さまざま。

人生が再生するとき~傍らで相手を信じてそのときを一緒に待つ

お正月から保留にしていた彼女の夢(目標)がかなった

(きっと全部完売したに違いない。)
スマホの画面を見て確信する。
Facebookのお店からの告知ページに載っていた
パールのアクセサリーは、とても愛らしかった。
私は、初めてのアクササリー出品に疲れたであろう
友人に、ねぎらいとお祝いのメールをおくる。

月に一日だけ開店している麻の洋服を売るお店に、
友人は手作りアクセサリーを卸している。
そのアクセサリーが、初めてお客様の目に触れたのが昨日。
全国から洋服を求めてやってくるお洒落なお客様たちは、
お値頃感のある、繊細なパールの指輪やピアスたちを
見落とすはずがない。

おめでとう。ほんとうにおめでとう。

お正月に、自分の手作りアクセサリーを商品として
販売してみたいと熱を込めて語っていたよね。
でもその後長い潜伏期間が続いて、それからこ二人の間
でこの話題は何となく避けていたよね。

最初は少し歯がゆかった。
だって貴女の「アクセサリー販売」の夢は、手が届く目標
なのに、勝手にあきらめようとしているかにみえたから。
好きな人にはついせっかちに結果を求めてしまうのが
私の良くない癖。

だけど、途中で気持ちが変わった。
土に埋めた種(=夢)が芽吹くまでの時間は人によって違う。
人によっては、種を埋めても芽吹かせるのが怖くて、地面を
凍結させたりすることもあるのだと気がついたから。
種(=夢)は植えたのだから、それを保留にしておくことは、
あきらめることとは違うよね。

新しいことをするのには、最初はたぶん勇気がいると思う。
今までの嗜好パターン、行動パターンに目を瞑り「えいっ」と
飛び越えないといけないから。
でもやってみたら、飛び越えたのは断崖絶壁ではなくて、
着地したらお子様プールの底でしたみたいな、あっけない
感じがしなかった?

ひとつ弾みがつくと、人生の他の面も動き出す。
喜びに弾んでいる彼女の返信を読んで、季節とは逆だけれど
雪解けのような気配を感じる。

よかった。
彼女が、自分自身が目標を達成できることを信じてよかった。
私が、彼女が目標を達成することを気長に信じて見守れて
よかった。

悲しみの共有もいいけれど、喜びを共有できることは、
もっと嬉しい。
彼女が自分で自分の人生を動かしたことに敬意を表したい。

時期は誰にでも平等に訪れて、チャンスは静かに
気づかれるのを待っていてくれる。
だから立ち止まっても、歩み続けよう。
彼女から学んだこと。