ビジネスプランをたてる=起業家としての視点で生きるということ
中小企業診断士の方から助言をいただく
ビジネスプランをたてるという課題が月曜日に出され、
昨日は作成するのにたった一日しかない!と焦っていた。
けれど明確な日にちがないことに気が付きメールで
確認すると、何と来週までの提出で良いとのこと。
良かった、本当に良かった。
ただビジネスプランを作成するのではなくて、ここで立ち止まり、
自分の人生のプランも合わせてじっくり考えてごらんという、
神様からの宿題に思えてきていたから。
時間の猶予があることにほっとし、くつろいだ気持ちで
ビジネスプラン作成用のシートを眺める。
おかしいな、やはり気のせいじゃない、内容が高度すぎる。
どこから手をつけるか思いあぐねていると、中小企業診断士の
先生から電話がかかってきた。
メールに漂う困惑感を察知しくださったようで、有難い。
疑問点を尋ねると、先生は明快に答えてくださった。
「あれはねぇ、M&Aや、会社上場のときに使うものだからね。
できる範囲で記入すれば良いですよ!」
「この講座の狙いは、完璧なビジネスプランをたてること
じゃなくて、プランニングを行うことで起業家としての
視点を獲得してもらうことだと、僕は思う。」
そうだったのか。それなら私にもビジネスプランは作成できる。
小手先で課題を提出するのではなく、質問をして良かった。
わかったつもりでこのビジネスプラン作成の課題をしていたら、
心に響く回答は手に入らなかった。
わかったつもりにならずに、わからないことを聞いてみると収穫がある
弾んだ気持ちで電話を切る。
起業家の視点は、持っている。
人生を、主体的に生きている。
姿勢は合っているから、後は行動→軌道修正→行動をしていくのみ。
これからも、わからないことは尋ねていこう。
相手と、現在の自分では、立ち位置も考えていることも全て違う。
ライターになるにあたり、友人知人たちの協力や助言は得ていたけれど、
ときどき独り走るランナーのような気持ちになることがあった。
この道で合っているのか、自分のフォームはどうなのか。
それを客観的に確認したくて創業スクールを受講した。
ビジネスプラン作成についての中小企業診断士の先生の意図を知り、
自分が自分自身に、自信をもって前進を続けよとゴーサインを出せた。
黙々と走っていたら、前方にマラソンの給水所が現れ、
沿道の観客の温かい声援が聞こえてきたような心持ちだ。