palewhite’s diary

心模様は、日々さまざま。

美魔女を目指すより☆

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美しさというもの

女性なのでいつまでも美しく綺麗でいたいと思う。
書店に並ぶファッション雑誌を素通りはできない性分。
メイク特集、ダイエット記事、今年のトレンド、海外スターの着こなしなど、雑誌の新刊を鋭い目で
チェックして、役に立つと感じた情報は自分なりに消化して実行もする。

でも最近特に確信するのは、外見やモテるための技巧だけを磨いても、
香り立つような何かは生まれないということ。

日本は若く可愛げな、幼きものを1000年以上も前から愛玩する国だから、私たちは若さを肯定する。
パッと見20代、30代の外見力を持つ40代が増えているのは同性として喜ばしい。
女性が美しく綺麗だと男性も嬉しいだろうし、子どもだって嬉しくなる。
人間に限らず「美しい」ことは善であると人は本能的に知っている。

でも、それでも内面をおいてきぼりにした、執念と化した若く美しくあることへのこだわりには違和感がある。
どんなに若くみえても、お肌が艶々でスレンダーで脚が美しくても、心の新陳代謝を怠っている女性には
人を長時間惹きつける華はないと思う。

人間は静止画像ではない

外出前に、鏡を見て「完璧」と満足して部屋を出る。
その瞬間から一歩外にでれば風に吹かれて髪が乱れたり、
食事をしてせっかくつくりこんだ唇のグロスがはがれたり、
時間がたつ程外見は完璧から遠ざかる。

その後からが勝負。そこからは、若々しさや美しさではないもので、いかに人を魅了できるか。
会話の面白さ、生き生きと何かに挑む姿勢、素直に人の話に驚く瑞々しい感受性、喜び上手、受け取り上手。

同程度に綺麗な二人の女性がいたとして、時間の経過がその女性の魅力につながるか、それとも引き算のように
マイナスに作用するかは、その女性が心を熱くして生きているか、感情を味わって生きているかどうかの違い。
泣いたり、感動したり、飛び上がって喜んだり、今までの自分の殻をやぶったり。
心の新陳代謝が盛んな女性に人の心は惹きつけられるから。

だからもっとくしゃくしゃに笑おう。時には目を吊り上げて怒ってみてもいい。
モテるテクニックじゃなくて、大好きな人に感謝をこめて安心して甘えて笑顔を見せて。
人生を楽しんで生きる女性は、芳香を放つ花のようなもの。
人工的な作りこまれた美しさは静止した写真のような状態が一番美しいけれど、それだけじゃ弱い。
内面の美しさは3D映像のように女性の美しさをくっきりと浮かび上がらせる。
生命力を感じさせる女性であること、それは誰もを喜ばせ無敵の状態で生きるということ。
毎日化粧水で肌を整えるように、心の新陳代謝に気を配ろう。

「Am I happy?」