palewhite’s diary

心模様は、日々さまざま。

娘作 「空の大怪獣ラドン」

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小学5年生女子のお気に入り

娘は今「ゴジラ」「ガメラ」「モスラ」「ラドン」にはまっている。
お誕生日のプレゼントに3800円もする「ゴジラ 東宝特撮映画全史」を
リクエストし、もちろんフィギュアも何体か持っている。

私はゴジラモスラくらいしか知識がなかったが、娘のおかげでギャオス、キングシーサー
アンギラス、イリス、ギドラ系など他の怪獣たちを大人になってから覚えることができた。
これらの怪獣の中で、個人的にいいなと思えるのはモスラ
ふわふわで可愛らしいくて、小美人を乗せていたりするところが好き。
しいていえば、モスラというところがポイント。

昭和ゴジラ、平成ゴジラメカゴジラ、ベビーゴジラ・・とその良さをいくら熱く語られても、
モスラ以外の怪獣たちに、娘と同じように熱い想いは捧げられない。

人の好みは様々

思えば幼稚園の頃から他の女児とは好きなものが違っていた。
女の子が主人公の変身ヒロインのストーリーは、主人公のカラフルな衣装と
あいまって女児のお気に入りの定番だが、娘は違っていた。
娘が好きになったのは恐竜。
パキケファロサウルス、イグアノドン、マイアサウラ、カルノタウロス、などなど。
その流れだろうか、現在は恐竜から魚類・両生類・危険有毒生物ブームを挟み、
怪獣へと好きなものは移っている。

私が小学5年生の頃とは全然違う。
娘は明らかに女子としてマイナーな道、けもの道を歩んでいる。
小さいころから本人の好きなものを家族で楽しむようにしていたら自然とこうなった。
男子よりも虫や生き物に詳しいので、理科の授業中困ったときに男子が娘に確認することも
あるらしい。
こうゆうのを身近で見ていると、人間の嗜好が何で決まるかは、男女差もあるけれど、
個人差の部分も大きいのではないかな?と思えてくる。

フィギュアでは飽き足らず

もともと工作が好きな娘だが、最近ではフィギュア鑑賞だけでは物足りなくなり、
自分で怪獣を作るようになった。
オリジナルのモスラ風の怪獣や、何者か不明なプテラノドン似の怪獣。
さて今回は「ラドン」を制作した。←正確には空の大怪獣と形容詞がつくらしい。

「見て見て~♪ラドンできたよ!!」

・・・これ作るのに、小一時間はかかったんじゃないかな。
すごく興味がある訳ではないけれど、せっかくなので見せてもらう。
あれ・・・意外とかわいい。
「眼が綺麗ね。すごく上手。」
「そうでしょ。自信作だよ。」
さすがに女子の工作だなと思うのは、ラドンの眼がすごく涼やかで優しく描かれているところ。
なかなかの男前。このラドンの性別は不明だけれど。
人間の情念やら放射能汚染やらがベースの「ゴジラ」の重厚さではなく、限りなく軽やかで
爽やかな仕上がりの「ラドン」誕生だ。
嬉しそうなのでスマホで撮影。ついでにブログで披露してみる。

他にも全国に怪獣ファンの女子(成人も可)はいるかしら。
こんな娘の現在の将来なりたい職業は、まだ25メートルもおよげないけれど
「海洋生物学者」です。