palewhite’s diary

心模様は、日々さまざま。

小学校へ入学するわが子にお友だちができるように、保護者同士仲良くしなくてはいけないのかと悩むあなたへ

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幼稚園や保育園と同じような距離感での保護者同士のお付き合いは、無理してしなくてもいい

春が近づいています。

お母さんたちは(お父さん、おばあちゃんたちも)
子どもの小学校入学前後に、心身ともに
忙しい季節を迎えます。

たくさんの持ち物への名前の記入。
ちいさなおはじきにも1個ずつ記名する、
忍耐力がためされる反復作業。

幼稚園で使っていた手提げとは微妙にサイズ指定が
異なる絵本袋作成のために、数年ぶりにミシンを
出す億劫さ。
学級委員などの役員選出ではどう動けばいいのか。

我が子の入学は嬉しいけれど、せわしなさに、
ほんのりと心に影がさす人もいるかもしれない。

私は娘が小学校に入学するときに、こんな疑問をもちました。

我が子が小学校に上がったら、どの程度
保護者同士でお付き合いしなければいけないのか。

幼稚園や保育園では、親の交友関係が子どもの
お友だち関係に影響することが多々あるので、もし小学校でも
同じような展開になったらどうしよう…とつい考えてしまう
こともあるかと思います。

親の交友関係と子どもの交友関係は別物です!とは
言い切れませんが、親と子の交友関係の輪が、どんどん
重ならなくなるのが小学校と幼稚園・保育園との
違いではないかなと感じます。

子どもは低学年から高学年へと進級するにしたがい、
より自分に合う友人と遊ぶようになります。
幼稚園や保育園のように、ある意味親の交友関係の
中からお友だちをあてがうようなやり方では、
だんだん無理がでてくるのです。だから
「私は人見知りでママ友ができにくいし…どうしよう。」
というような心配は、そんなにしなくても大丈夫です。

私の個人的な結論 親と子の交友関係は別でもたぶん大丈夫。 

あっさりしたお付き合いができるのか?

ではすべて淡泊なお付き合いばかりかといえば、これも
まちまちです。小学校のの授業参観に行くときには
必ず誰かと待ち合わせする!というタイプの保護者の
方も存在します。

でも人が集まる場所には一定の割合でこういう方たちは
生息しているので、さらさらとしたお付き合いが希望の
場合はいきなり近づかず(巻き込まれず)、遠巻きに
しているのがいいかと思われます。

逆に言うと、子どもと親子一組で、何となく友だちを
作っていた方は自分のチカラで友人を開拓せねばなら
なくなることが多いです。
このとき幼稚園・保育園方式で友だちを作ると、
状況によっては我が子がすくすく成長する傍らで、
ママ友の沼にはまり心が傷つくことがあるので
注意を怠らないように。

もしわが娘○○の親友の■■ちゃんのお母さんと、
「○○ちゃんのママ」として親密になった場合、
子どもたちが絶交したら、「■■ちゃんのママ」
との友情もぷつりと途絶えることは覚悟しておいても
いいかと思われます。

身近にこういうケースがあり、ドライに交友関係を
切られた方は、しばらく失恋直後の乙女のように
なっていました。この方は「誰か私と一緒にいて!」
というタイプだったので、次にべったり付き合える
保護者の方と巡りあうまで運動会や授業参観では
肩身が狭そうにうつむき加減でしたた。

もちろん、いつも颯爽と現れクールに消える
一匹オオカミで男前な保護者の方も存在します。

でもそこまで自分は割り切れるかどうか、
何かわからないことはメールして聞くことが
できる人が数人欲しい…と
思う方は少なくないと思います。

ではどうすればいいのか。
いろんなやり方があると思いますが、
私がおススメしたいのは、
子どもと離れた活動の場に身を置いて、
子どもの同学年以外の保護者の方とも
知りあってみるということです。

たとえば図書ボランティアに登録してみる。
ここは転勤族の方の加入率が多いです。
読み聞かせは自信がなくても図書室の飾りつけなら
楽しくできるかもしれません。

学年を超えて保護者同士で本のことや学校のことを
話すうちに、ぴん!とくる方が1名はでてくるでしょう。

もしくは小学校の体育館を利用したバドミントンクラブ
などに参加して汗を流す。
ここでは「チームメイト」として活動することができる
ので仲間意識が芽生えそうです。(私は未体験ですが、
話を聞いていると何だか楽しそう。)

あと学校によっては重労働ですが、PTA活動も
相性の良いメンバーだと友人になれます。


ポイントは「○○ちゃんのママ」ではなく
「△△」という自分の存在だけで保護者の方と
関わるように心がけることです。

子どもと同学年で同じクラスの同性のお子さんの
お母さんとお友だちにならなくては…と力まなくても、
自分が興味をもてる活動に参加していると不思議と
同級生の保護者の方ともゆるやかな繋がりが
できたりします。

あせらなくても大丈夫。

友だちはつくるものではなくて、なるもの。
遠回りなようで、案外この方が残る友だちに
恵まれるのではないでしょうか。

初めての子どもの小学校入学時、
そういえばナーバスになっていたなぁと、
自分のことを振り返り書いてみました。

お役にたてたら幸いです。